包茎は早めに処置したほうが適切です。
性行為がやりやすくなり、病気になりにくいからです。
なぜ、包茎を早めに処置したほうがいいのかを3つの点から説明します。
まず包茎だと性行為が困難なものになります。
包茎には仮性包茎と真性包茎の2種類がありますが、性行為になると両者とも大変です。
仮性包茎だと勃起時に亀頭が露出します。
でも包皮口が狭いので、勃起時に陰茎を締め付けるおそれがあります。
締め付けられた陰茎は痛みだし、挿入を繰り返すと痛みが増悪し、性行為どころではありません。
真性包茎は勃起時でも亀頭を包皮で包みこむが、もしくは一部を露出させるだけです。
包皮口の一部が亀頭とつながっているので、亀頭は露出できません。
そのまま挿入すると、包皮口と亀頭をつなぐ部分が引き離される形になり、そこに痛みが生じます。
仮性包茎・真性包茎問わず、挿入すると痛みが伴うので、性行為が難しいものになります。
次に包茎だと病気にかかりやすくなります。
包茎は亀頭を包皮で覆われた状態です。
亀頭の表面は皮膚なので汗もかきます。
汗が外気にさらされれば蒸発しますが、包皮で覆われていては外気にさらされず蒸発しません。
その状態が長く続くと、包皮内や亀頭が不潔になります。
不潔な状態は尿道炎・亀頭包皮炎などの病気を招きます。
性行為をすれば不潔な包皮内にコンジローマ・梅毒などの細菌が入り込むと、発症が早まります。
細菌感染は痛みを伴わないので、発見が遅れるでしょう。
だから、包茎は仮性・真性問わず早めに処置する方が健康を維持できます。
最後に臭い(におい)です。
包茎は亀頭を包皮で包むので、亀頭から出る汗や尿道から出る尿の一部が包皮内に残ります。
残ったものは時間が経つと変性し、臭いを生じます。
鼻はどんな匂いでも時間が経つほど慣れるので、どんなにくさい臭いでも気になりません。
包皮内の臭いもそうで、包皮をめくると強烈な臭いを放ちます。
定期的に洗えば問題はありませんが、包皮をめくりあげる痛さから洗わない人もいます。
もし定期的な手入れをせずに放置すれば、亀頭そのものに臭いが染み込みます。
染み込んだ臭いは石鹸で洗ってもそう簡単には取り除けません。
定期的に包皮内を洗わない、手術がだいぶ後なら、亀頭の臭いはそう簡単には取れません。
臭いが取れないと行為の相手にも不快な思いをさせかねません。
なので、臭いを防ぐと言う意味で、包茎手術は早めに処置するのがいいのです。
まとめると、包茎手術をすることで性行為が容易になり、病気や臭いを防ぎます。
包茎に痛みをともないので、放置されがちです。
放置すれば人生の美味しい部分を逃す可能性があるので、早めに処置しましょう。